ターメリックの胆汁分泌作用が、肝機能を活性化

日本では二日酔いやアルコール性肝障害の改善にウコン(ターメリック)がよく飲まれています。アルコール飲酒によって肝機能に及ぼす影響で、最も大きい問題がアセトアルデヒドという毒素です。

ターメリックは体内の酵素と一緒に肝機能を活性化して肝内でグルタチオンという酵素を高め、アセトアルデヒドという毒素の解毒を速やかにしてくれています。

このようにターメリックの摂取で、アルコールの分解、解毒を早めることに効果があることはすでによく知られたことですが、アメリカでの実証実験で、ターメリックを摂取すると胆汁の分泌量を大幅に増やすことができるという事実は、日本においてあまり知られていないようです。

胆汁は中性脂肪を材料として使用するため、多く作られればその分、肝臓内の脂肪を減らすことができ、肝臓の機能もより活発化させることができます。

そして胆汁の分泌がスムーズであれば、小腸からの栄養素の吸収はもちろん、栄養素の代謝や有害物質の分解、解毒、エネルギー源の貯蔵等さまざまな働きがスムーズに行うことができます。

その結果、各組織が必要としている栄養分を含んだ血液を身体の隅々まで配り、免疫力を高め、病気になりにくい健康な身体づくりにとても効果的です。

胆汁は肝機能を活発にする栄養吸収剤であり、潤滑油です。

消化・吸収

〔不足すると小腸での消化吸収が十分でなくなり、栄養素が不足する。〕

胆汁は一日に、およそ600ml~1リットルも分泌され、脂質や脂溶性ビタミンなどを乳化して消化・吸収しやすくしています。

肝機能が低下して胆汁が十分作られなくなると、小腸での脂質や栄養素の消化吸収が悪くなり、水分のみ多く吸収されて、栄養素を取り逃がしてしまいます。

吸収されない栄養素は、腐敗作用をおこし大便が悪臭を帯びるばかりでなく便秘の原因になってしまいます。

小腸から肝臓へ栄養素を十分供給できなくなるとエネルギー活動や免疫活動などに不可欠な栄養分を十分に含んだ血液を生産し、身体の各組織へ送ることができず、生命活動に支障をきたしてしまいます。

排泄

〔不足すると有害物質が排泄できなくなり、肝臓内や体内に残ってしまう。〕

肝臓では食べ物と一緒に取り込んでしまった食品添加物やバイ菌など、まぎれ込んできた有毒物などを分解して、からだに悪影響を及ぼさないよう無毒化してくれています。

薬剤も疾患に対しては薬であっても肝臓にしてみれば有毒物の一種なので、一生懸命解毒します。お酒などアルコール類も同様で、腸から吸収されて肝臓に運び込まれたアルコールは、アセトアルデヒド(分解の過程で発生する毒素で二日酔いの犯人)という物質に変換され、解毒されます。

これらの有害物質が分解、解毒された残渣は胆汁によって体外へ排泄されますが、胆汁の量が十分でないと肝蔵内や、血液に混じって全身に送られ、身体不調の原因になってしまいます。

消費

〔古い赤血球や中性脂肪を材料として消費できなくなる。〕

肝臓は古くなった赤血球やコレステロールを分解して胆汁を作り、その胆汁を十二指腸に送って食べた脂肪や脂溶性ビタミンの消化吸収を助けたりしています。

過食やアルコールの飲み過ぎ、薬物の副作用などによる脂肪肝など、肝機能の低下から胆汁が十分作られなくなったり、滞ったりしてしまうと古い赤血球のビリルビンや脂肪が消費されなくなってしまいます。

これらが肝蔵内に滞留するだけでなく、血液に流れ込んで動脈硬化の原因や黄疸の症状を招いてしまいます。

便秘

〔胆汁の出が十分でないと便秘になりやすい。〕

便秘になる原因として、食事の量が少ない、食物繊維不足、水分不足、ストレスなどいろいろな理由がいわれていますが、身体の冷えや脂肪肝などで肝臓の機能が低下してしまうと胆汁の分泌が十分でなくなってしまいます。

本来、柔らかい便が、胆汁の不足によって硬くなってしまい、蠕動運動(腸が伸び縮みして便を押し出す)に支障をきたしてスムーズな排便が行われなくなります。

熱帯ウコン「赤陽」

  KAMESEの「熱帯ウコン」には、自然栽培物として他に類
  を見ない高濃度のクルクミン類を含有していることが、
  新たなDNAマーカー鑑定法によって実証されています。

  農林水産省、品種登録番号 第21486号