今まで知られてこなかったガン再発・転移の謎が明らかに!
これまでのガンの再発や転移に対する日本での記事のほとんどに、同じような表現がなされています。
「がんの種類やステージによって違いがありますが、今では6割のがん患者さんは診断から5年経過しても元気に日常生活を送っているとされています。
しかし、治療を受けて一度は治ったように見えても、再発することも少なくありません。
なぜ治療を受けても再発という心配が、残るのでしょうか。
ガンの治療では、主にガンを取り除いたり、小さくしたりして治療します。
たとえば手術でガンを取り除く場合、目に見えるガンを手術で全て取り除けたとしても、目に見えない微細なガンが残ったり、目に見えないところで転移があったりして体の中にガンが残り、それが大きくなることで再発が生じます。」
このようにガンの再発転移に関する表現が、目に見える見えないというように曖昧な表現がなされているのが実情のようです。
ガンの再発は、治療で取り切れなかった微小ながん細胞や、薬物療法(抗がん剤治療)や放射線治療で一旦縮小したがん細胞が再び増殖して塊となり「がん」として発現することがあります 。
再発の原因は、がんの種類や進行度、治療方法などによって異なりますが、一般的には以下のような要因が考えられます。
• 手術で取りきれていなかった目に見えない小さながんが残っていて再び現れたり。
• 薬物療法や放射線治療でいったん縮小したがんが再び大きくなったり。
• がん細胞が血管やリンパ管の内部に入り込み、遠く離れた場所に移動して生育したり。
• 治療後の生活習慣やストレスなどが再発のリスクを高めたり。
以上がウエブによるガン再発の一般的な回答です。
「再発した」という言葉の意味は、「患者さんの体からガンは完全にいなくなったが、再び出てきてしまった」のではなく、「患者さんの体から癌は完全にいなくなったように検査上見えたが、実は細胞レベルでは残っており、それが再び増殖してしまった」のほうが正確です。
ですから「ガンは何故再発するのか」という問いには、「そもそもガンは完全に退治できておらず、わずかに残っていたガン細胞が再び増えて検査でも見つかるようになっただけである」と答えています。
ある医院のガン再発についてのお話しです。
ガンの再発や転移する真の原因は、ガン幹細胞の存在が!
近年、ガンの再発や転移は「ガン幹細胞」の存在が明らかにされつつあります。
いわゆる抗がん剤を初めとした3大標準治療では、完全に治療できないことが分かってきました。
報告によると「がん幹細胞」はがん組織中に0.1~1%程度という少ない割合で存在し、抗がん剤の効果が及ばないニッチという微小環境に存在しています。
この「がん幹細胞」こそが、再発・転移の主要な細胞であることが明らかにされ、再発・転移の謎が解明されてきています。
「がん幹細胞」は臓器別に次々と発見されており、増殖力の旺盛な通常の「がん細胞」に分裂し、増殖されて巨大ながん組織を形成します。
がん治療は、三大療法である手術、放射線治療、抗がん剤治療で対処してきました。
しかし、非常に高い確率でがんの再発・転移が見られて、がん転移した大半の患者さんが「がん難民」となっているのが実情です。
すなわち、三大治療でがん細胞が見えなくなり、治療を終了した後に再発や転移によるがんが発見されています。
再発ガンの場合、始末が悪く化学療法などに対して耐性を獲得するなど、初期ガンより治療が困難とされています。
世界中の研究機関により「がん幹細胞」は抗がん剤では死滅せず、生き残って再発・転移を繰り返す元凶であることが解明されつつあります。
熱帯ウコン「赤陽」
農林水産省、品種登録番号 第21486号